好きなBGM
朝夕日毎に涼しくなり、心地よい時節となりました。
今回は好きなBGMをつらつらと作品の紹介と共に書いていきたいと思います。作品の場面補正も多分に入ってる為、BGM単体での評価というのも難しいですが、ネットにあがっているものはリンクと作品紹介を共に添えることにより「BGMも良いな」と興味を持って頂ければ幸いです。
*作品について触れることも多く、ネタバレを多分に含みます。ご容赦ください。
作品の雰囲気を十二分に印象づけてくれる何処となく夏の暑さの中に潜む寂寥感を感じます。作品自体は日常パートが多く、尚且つその日常パートが夏らしさを感じてBGMから連想させる心地よく騒がしくも暖かな日常となっています。時にルート毎にシリアスもありますが、このBGMがまた一役買っていて、海岸沿いを一人で歩いている時に、夏の日差しに打たれながらも、波の音を聴き、アスファルトから揺らめく蜃気楼を目の前に遠くを眺めていたくなる作品でした。
プレイ時間の長さ(日常パートの多さ)やルートの長さなどから最後までプレイするには好き嫌いが分かれますが、個人的に好きな夏ゲーです。このBGMを聞くだけで作品を結びつけることができるのは、自分の中でも印象に残ってるのかな、と感じました。
2. ひこうき雲の向こう側「止まない雨はないから」
ひこうき雲の向こう側から「止まない雨はないから」というBGMです。
自分はこの作品が5本の指に入るほど大好きです。プレイした当時から今でもこのBGMを聞くだけで感動的なラストを想起させて泣けてきてしまいます。特に使われている場面が卑怯です、瑛莉ルートラストはルートを締めくくるのに相応しく、セピア色のCG、物語を終えた後だからこそ感じられる繋がりや過去から未来の遡行など、シーン単体として完成されてると思いました。
もちろん、他のルート(特に美奈ちゃんのルート)も個人的に好きなのですが、やはり瞬間最大風速を感じて圧巻だったのは、この素晴らしいBGMあってこそだったのかなと思います。
3. サクラノ詩 「夢の歩みを見上げて」
サクラノ詩から「夢の歩みを見上げて」というBGMです。
このBGMはえっちしーんなどでも使われるのですが、落ち着きがあって揺り篭に揺られるような優しさを感じるBGMです。染み入るようなシーンにも使われていて、もちろん作品としても大好きなのですが、個人的にBGM単体でもかなり好きな曲です。
これだけでなく、この作品には多くの素晴らしい楽曲やBGMなどが使用されており、内容も面白いものとなっている為、大好きな作品の一つです。
4. ローズガンズデイズ「幻ニ死ス」
ローズガンズデイズから「幻ニ死ス」というBGMです。
この作品も良質な楽曲が多く、OPなど物語の始まりを感じさせる最高のタイミングで挿入され、場面ごとの作りが上手いと感じました。
特にこのBGMは緊迫感のある戦闘シーンなどで使われ、間奏のギターとシンフォニックのようなオペラなどがいい味を出しています。
同人ゲーの中でもTOP10に入るほど好きな作品で物語自体が面白く、やっていて終盤に向かうにつれてどんどんのめり込んで行きました。
5. 幼馴染と十年、夏 「タイトル不明」
幼馴染と十年、夏からです、タイトルは残念ながらわかりませんでしたが、音源は公式のBGMサンプルからDLできます。
タイトル画面でも使用されており、H.11年・H14年・H16年と幼馴染と共にゲーム内で過ごしてきた思い出が頭に浮かびます。たのしいことばかりではなかったけれど、時にすれ違い、時に互いに歩み寄り、幼馴染との最高の夏休みを過ごせるとても良い短編ノベルです。
夏休みどろぼうされたいですね。
6. ヒマワリと恋の記憶 「また君に恋をする」
ヒマワリと恋の記憶から「また君に恋をする」というBGMです(動画は11:58頃から)
このゲームを制作する「MORE」というブランドは特に音楽が素晴らしく、ゲーム内でも挿入歌やEDの演出が見事にハマる作品が度々あります。ただ、発売前に公開してしまうなど、致命的に作品として盛り上げるのが下手です。予見しているユーザーはそれを見越して、発売前は余分な情報を一切入れずに作品に望みます。
「ヒマワリと恋の記憶」はやっている間、特に青春を感じることができました。物語に粗い部分はありつつも、そのルート毎の恋愛模様は刺さる人が散見されるでしょう。世間からの評価はトップレベルと言いませんが、個人的に好きな作品の一つです。
7. この恋、青春により。「回想」
動画は同上
この恋、青春により。から「回想」というBGMです。(動画は15:06から)
また同じMOREブランドから「この恋、青春により。」です。
お世辞にもゲームの内容はシステム・シナリオ共に良いとは言えず、寧ろ凄惨たる有様を見せつけられましたが、とにもかくにも楽曲が集大成と呼べるくらいに素晴らしかったです。
作品補正無し、BGM単体の評価となったのも皮肉なものですね。
という訳で、今回はこの辺で。
紹介し終えて見れば「ピアノ調のBGMが多すぎ」と感じますが、やはり印象深いシーンは感動と共にピアノがバックグラウンドにあるものですよね(言い訳)
仕方ないよね、オタクはピアノが好きなんだもの。
一応他にも好きなBGMは数えればキリがないほどあるので、また次回も気が向いたらやるかもしれません。
ありがとうございました。