好きなキャッチコピー20選(二番煎じ感)
秋も一段と深まり、冷え込む季節となりました。
自分が住んでいる場所では雪が降りました、恐ろしいですね。
さて、タイトルにもある通り、好きなキャッチコピーを20程挙げていこうと思います。
後キャッチコピーから興味を持って欲しい既プレイ作品も含めています。
この記事に影響を受けたので二番煎じにはなりますが、見ていただいて共感の一つや新しい発見でも覚えて頂ければ幸いです。自分の大好きなキャッチコピーは上の記事にも結構入っている為、そちらを見て頂ければ「こんなキャッチコピーなんだ」「このキャッチコピーは良いよね」となること請け合いだと思います。
(カオチャのキャッチコピーはダブルミーニングの意味合いを聞いた時にはハッとさせられたり、同人作品のキャッチコピーなど色々と自分の好きなものが多いです)
ただ自分の20選が順位となっている訳ではないので、その点はあしからず
個人的に好きな同人ゲームを挙げたいという思惑も含まれているのでご了承ください。
20. 「日常の中にある非日常、その境界を超えた時―――。」
ーScarlett ~スカーレット~ (ねこねこソフト)(2006-05-26)
ねこねこソフトの作品から一選。
冒頭に貼った記事の「銀色」や「みずいろ」「サナララ」などの作品のキャッチコピーも大変良く、作品を上手く詩のように主張させる、心に染み入るものだと感じます。
作品をプレイし終えた後には、Scarlett然り他の作品もキャッチコピーは上手く作用しているんじゃないかなと思います。
Scarlettのラストは場面作りとしても秀逸です。
19. 「その3日間は、永久(とわ)より長く、刹那(せつな)より短いーー」
ーLiber_7 永劫の終わりを待つを君へ (Lass)(2016-12-22)
Lass作品から一選。
Lassは11eyesや3daysなどの俗に素数シリーズと呼ばれる作品のキャッチコピーは御多分に漏れずカッコイイです。実質ブランドがなくなってしまったので、最後の素数シリーズとなりましたが、最終作でもいいんじゃないかと思うくらいには楽しめました。
特にこの作品は終盤のEDの演出が好きで、ルートの内容に限らず驚きました。
18. 「こうでもしないと、あなたは私を――愛してくれない」
ー悪魔も愛されたい (午後のお部屋) (2013-09-01)
フリーゲームから一選。
このブランドのヒロインは「ヤンデレ風ノベル」と題されてる通り、ヤンデレ”風”です。人によってヤンデレの定義は違うと思いますが、個人的にこの作者の描くヤンデレ風という像が好きです。同メーカーの「アヌビスと一緒」もシリーズとしては同じなので、このゲームのヒロインが特に好きとなれば、プレイ時間も両作品短いので、オススメです。
17. 「だから僕は、消えていこうと思う ――あした逢える事を願って」
ーあした出逢った少女(MOONSTONE) (2003-05-30)
未プレイ作品から一選。
サスペンスノベルらしいです。ただキャッチコピーは割と頭の中に残っていて、作品の方も面白そうでいつかプレイしてみたい作品の一つとなっております。
地味にMOONSTONEの作品はLove Sweets以外やっておらず、こちらの呉ラインは全く手をつけていないので、足がかりにしていきたいですね。
16. 「かみさま、魂のない私が……、あの人をすきになるのは……罪でしょうか?」
ーMy Merry May (KID) (2002-04-25)
未プレイ作品から一選。
これもキャッチコピーと作品の題材から気になっている作品の一つです。
多分、おそらく、きっと、好きになる作品だと思っています。早く僕が求めるアンドロイドのヒロインとの理想の作品をやってみたいものです、自分の求める理想になり得ると信じている作品の一つです。
15. 「天国をふたつに、わけないでください…」
ーplanetarian ~ちいさなほしのゆめ~ (Key) (2004-11-29)
Keyから一選。
こちらも機械の少女を題材にした作品です。Key作品の短編ノベル。
キャッチコピーと終わり方がマッチしていて、個人的にはとても印象に残る作品の一つです。他のKey作品はあまり手をつけていないので(アニメは視聴済みで刺さることは間違いない)プレイ時間の兼ね合いもあっていつか崩すぞ、と意気込んでいます。
14. 「とらはれの少女は目覚めない ずっと貴方を待ってゐる きっとすぐ近くで」
ー悲願心中フラクタル(ぱんけーき)(2008-11-03)
同人作品から一選。
ぱんけーきというブランドから一作です。ミステリノベル。
このブランドは独特の暗い空気が絵、テキストから雰囲気として伝わってきます。
同ブランドの「鉢の底」も短編として中々良い雰囲気が出ており、プレイしてみる価値はあるかもしれないです。個人的にもっとボリューム厚く読みたいくらいには、この作品は好き。短めの作品を挟みたくなって、プレイした時にやったのでちょうどよかったです。
13. 「一緒に……、暮らしませんか?」
ーアイカギ(あざらしそふと)(2017-01-27)
あざらしそふとから一選。
アマカノシリーズのキャッチコピーは言わずもがな最高なのは当然のことですが、
アイカギもロープラとして中々良かったです。アフターデイズも出るということなので、とても楽しみです。アマカノシリーズは神、あざらしそふとは神。
発表当時、このキャッチコピーを見たときは「うん!!!!一緒に暮らしゅ!!!!」と心が叫んでいました。パッケージの女の子と一緒に暮らす、それだけ、しあわせ。
12. 「三十五歳引きこもりゲーム作家の家に、十四歳の家政婦さんがやってきました。」
ー柊鰯(活動漫画屋)(2011-12-31)
同人作品から一選。
短い作品ながらも、終わり方が好きな一作です。言葉のチョイスやテキストも独特で読むという点でも緩急あり楽しめました。キャッチコピーの通りなのですが、短さの中に小さい一転二転くらいの流れがあり、好きです。14歳の家政婦、好きです。
11. 「死神がくれたものは、死への絶望、生きる喜び」
ー絶望する白銀少女 (ZWEi) (2016-08-14)
同人作品から一選。
シネマノベルという全場面CGという珍しい手法を取ったノベル。
ジャンルの通り映画を見ているように読めるテキストと、綺麗な一本道の終わり方に読後感も良かったです。題材として「長く生きられない少女と、その元に現れた死神」なので、その結末を見届けたい方にはおすすめしたいです。
10. 「冬のつとめて、僕は神様を掘り当てた。」
ー永遠に美しき冬よりも - It will be covered with the white. (3 on 10) (2012-08-11)
同人作品から一選。
3on10の作品。テキストがぶっ飛んでて日常では最早何喋ってるのか分からないレベルの独自のギャグが展開されます。同ブランドの他の作品と違って、シナリオにも力を入れていたのかな、と思っています。テキストが好みと合ったら、他の作品もおすすめしていきたいです。
9. 「ーー一人きりの雨の世界の主」
ー雨のマージナル (ステージ☆なな) (2014-12-30)
ステージななから一選。
元々は「水のマージナル」という作品から派生した短編ノベル。
2010年に同タイトルの「雨のマージナル」という小説版からの作品らしいです。「水のマージナル」からも、設定が少し引き継がれているだけなので、単純にショートストーリーとして読んでいても楽しめると思います。この作品も雰囲気が良いので、かなり個人的に好きです。
8. 「40日40夜の雨の中 ふたりは出会った 空色の目をした少女とブリキの兵士の物語」
ー40日40夜の雨(ZIGZAG) (2007-01-31)
フリーゲームから一選。
フリーゲームの中でも、かなり初期にやった作品なので思い出補正があります。
とても綺麗な作品です、終末ファンタジーというジャンル通り、終末系の美しい終わっり方をしていた記憶があります。1時間かからないと思うので、息抜きにやってみてもいいかもしれません。
7. 「これは、報われること無く廻り続ける恋のはなし」
ーコッペリアの墓標と廻る恋のはなし(Mal de Manege) (2014-08-22)
フリーゲームから一選。
実は前情報を入れないでプレイして欲しいフリーゲームです。
人によっては合う合わない属性が含まれているので、プレイは自己責任でお願いします。自分の作品の層的なプレイ歴が浅いだけかもしれませんが、中々珍しい作品だな、と感じました。
6. 「語らなければ 心を蝕むものがたり」
ー灰かぶりと亡霊たち~凡庸な戦争記録の欄外註 (1945) (2009-08-15)
同人作品から一選。
どんなシナリオ?と聞かれると中々難しい作品。ただ、テキストの描写的には淡々と戦争の舞台を描いています。主人公は絵本の猫耳美少女に恋をしている20代中盤の男、はい、一気によく分からなくなりましたね。ちなみにパッケージ版だと冊子が付いてきてお話的には分かりやすいのかもしれません。続編はDL版がないので注意です。
5. 「ーーーーこれは戦争だ。」
ーカガミハラ/ジャスティス (フラガリア) (2017-08-11)
同人作品から一選。
ぱっと見シンプルなキャッチコピーですが、シリーズものなので、最初と最期ではかなり意味合いの変わったキャッチコピーの受け止め方になるでしょう。
序盤~終盤までの流れが二転三転して、読み応えもありますし、キャラ毎の魅力がたくさんあって、結構好きな作品です。男の先生キャラが好きな人もやってみるといいかもしれません。
4. 「これはとある夏の、最初で最後、海を目指した旅の思い出————」
ー俺たちが死んだ夏、天使のいた三日間。 (Check&Stripe) (2011-08-13)
同人作品から一選。
この作品に関しては、正直つまらないって思う人の方が思います。
自分はテキストや、設定が好きだったので楽しめたのと、終わり方が好きでした。
同人っぽい粗さが感じられて、やりたいことに向かってくのが良かった点だと思います。地味に橘まおさんの初期作品です。
3. 「向日葵の花言葉の意味、ご存知ですか?」
ー僕はキミだけを見つめる ~I gaze at only you~ (れいんどっぐ) (2006-08-13)
同人作品から一選。
商業化もしたれいんどっぐの処女作。
自分は面倒くさいオタクっぽく聞こえるかもしれませんが、同人版の方が好きです。ラストの流れと最期の場面ではボロ泣きしてしまいました。サーベルタイガー編や忠臣蔵の3章もそうですが、感動を演出するのが上手いですよね。
2. 「夏休みは、ずっとふたりでいちゃいちゃ過ごそう。」
ー幼馴染と十年、夏 (夜のひつじ) (2012-08-11)
夜のひつじ作品から一選。
夜のひつじ作品で一番好きな作品です。まさにタイトルにいつわり無し......と言いたいところですが、それだけではない、とやっていない人に一つだけ前情報を教えたい。
自分はこういう幼馴染ものが個人的に好きなのかもしれない、似ている題材としては「君と僕の花が咲くまで」という作品もおすすめしたいです。
夜のひつじの他の作品だと「孤独に効く百合」の「初対面はキスだった——。」とかも好きです。
1. 「―それは地球で最後の恋物語」
ーeden* They were only two, on the planet. (minori) (2009-09-18)
eden*は神
ここまで20作品程挙げていきました。
冒頭で挙げた記事に、自分の好きなキャッチコピーが割合多く含まれていた為、アプローチを「キャッチコピーから興味を持つ同人作品」と「単純にキャッチコピーの良い作品」として書いてきました。(被りは無しの方向で)
向日葵の教会と長い夏休み、アステリズム、ルリのかさね、シルヴァリオ・トリニティ、Humanity、さくらむすび、銀色、SeaBed、アマカノ、サクラノ詩、と好きなキャッチコピーが多く、逆にまだやっていない作品もでキャッチコピーが良いと思えるものもあったので、今回は「キャッチコピーから興味を持つ」という点を入れてみましたが、いかがでしたでしょうか。
自分の好きな同人作品を多くチョイスしたので、キャッチコピーから興味を持ってやって頂ければ幸いです。
今回は、この辺で。